秋の乾燥が引き起こす「呼吸の浅さ」と疲れ —— 背中をゆるめて深く息をする習慣を

秋が深まり、京都市北区・北大路でも朝晩の冷え込みと空気の乾燥が気になる季節になりました。
この時期、「喉がイガイガする」「背中が張って息が浅い」「なんとなく疲れが抜けない」
そんな声が増えてきます。


秋の“乾燥”が体に与える影響

東洋医学では、秋は「肺」と関わりの深い季節。
乾燥によって肺が弱ると、呼吸が浅くなり、酸素の巡りが悪くなります。
これが肩こり・背中のこわばり・倦怠感などの原因に。

また、呼吸が浅くなることで副交感神経が働きにくくなり、
夜の眠りが浅くなることもあります。
つまり「背中の張り」は、単なる筋肉の疲れではなく、
自律神経と深く関係しているのです。


整体・鍼灸師がすすめる3つのセルフケア

① 食生活:体をうるおす食材を

乾燥を防ぐには、根菜やきのこ類、豆腐、れんこんなどの「しっとり系食材」がおすすめです。
冷たい飲み物を避け、常温か温かいお茶で喉と胃腸をやさしく保ちましょう。

② 運動:背中と肋骨をゆるめる呼吸ストレッチ

両腕をゆっくり上げながら深呼吸。
息を吐きながら、腕を下ろして背中の緊張を抜きます。
この動きを1日3回ほど行うと、肺の働きが整い、姿勢も自然と良くなります。

③ 睡眠:呼吸が深まる寝る前の習慣

夜、ベッドに入る前に「吸って〜吐いて〜」と5回深呼吸。
肩の力を抜いて、お腹をふんわり膨らませる呼吸がポイントです。
また、加湿器や濡れタオルを寝室に置くことで、喉の乾きも軽減されます。


こりや息苦しさの根本は「背中の緊張」

こもれび治療院では、背骨や肋骨まわりの動きを整えることで、
呼吸がしやすくなるようサポートしています。
整体では筋肉を、鍼灸では自律神経の働きを整えることで、
「深く息ができる体」へ導いていきます。

背中が固くなると、気持ちまで縮こまりやすくなります。
呼吸が深くなると、不思議と心も軽く、前向きな気持ちが戻ってきます。


秋こそ“呼吸”を整えて

忙しい毎日の中で、つい呼吸を忘れていませんか?
ほんの1分でも、深く息をするだけで、体は確実に変わっていきます。

京都市北区・北大路のこもれび治療院では、
季節に合わせた整体と鍼灸で、自律神経をやさしく整えています。
呼吸が深くなると、眠りも穏やかに。
今日も自分を大切に過ごしてみましょう。

こもれび治療院