秋分のころに増える「だるさ」とリズムの乱れ

9月23日前後は昼と夜の長さがほぼ同じになり、季節は本格的な秋へと移り変わります。この時期になると「なんとなくだるい」「やる気が出ない」といった声を多く耳にします。原因の一つは体内時計の乱れ。日照時間の変化により、自律神経やホルモン分泌のバランスが崩れやすくなるのです。整体や鍼灸の臨床でも、秋分の前後は自律神経の乱れを背景にした不調を訴える方が増えます。

セルフケアのポイント

食生活
・夕食は消化の良い和食を中心にし、就寝3時間前までに済ませる。
・秋の旬食材(さつまいも、きのこ、れんこんなど)で栄養と食物繊維を補う。
・甘いお菓子やアルコールの摂りすぎは眠りを浅くするため控える。

運動
・朝のウォーキングで太陽光を浴び、体内時計をリセット。
・北大路周辺は散歩にちょうどよい緑道が多く、リズムを整える運動に最適です。
・夜は軽めの運動や深呼吸で副交感神経を優位にして眠りやすい状態へ。

睡眠
・寝室を暗く静かにし、規則正しい時間に眠る。
・スマホやテレビは寝る直前まで見ないようにする。
・朝は同じ時間に起きて朝日を浴びる習慣をつける。

整体・鍼灸師の視点から

整体や鍼灸の施術では、乱れた自律神経を整えるサポートが可能です。特に首や背中の緊張をほぐすと呼吸が深まり、睡眠の質が向上します。またツボ刺激はリズムの安定にも役立つため、だるさや倦怠感の改善につながります。

まとめ

秋分の頃は体と心が環境の変化に適応しようと頑張るため、だるさややる気の低下を感じやすい時期です。食生活・運動・睡眠の工夫に整体や鍼灸を組み合わせ、体内リズムを整えていきましょう。京都市北区・北大路のこもれび治療院では、季節に合わせたケアを行っています。お気軽にご相談ください。

こもれび治療院