目の奥が重い・寝てもスッキリしない…「慢性目疲れ」を軽くする体ケアとは?

◆こんなお悩みありませんか?

  • 目の奥がジーンと痛い

  • 朝起きても目がスッキリしない

  • スマホを見た後、肩がガチガチになる

  • 夜になるとまぶたが下がってくる

このような「目の疲れ」が、最近では若い方から高齢の方まで、年齢を問わず多く見られています。

実は、目の疲れの正体は「目だけの問題」ではなく、首・肩・背中の緊張と神経の疲れが深く関わっています。


◆整体師・鍼灸師の視点:後頭部の緊張が、目と脳の疲れを生む

目の筋肉や神経は、後頭部の筋肉や頚椎、そして自律神経と密接につながっています。

長時間のスマホやパソコン作業が続くと、目を酷使するだけでなく、首の前傾や肩の巻き込みが起こり、後頭部〜首〜肩が常に緊張状態になります。

この状態では、脳への血流が減り、目の疲労が蓄積。
「休んでも回復しない」慢性的なだるさにつながっていきます。

整体では、後頭部・首まわり・肩甲骨周囲のこわばりを緩めることで、視神経のリセットと自律神経の調整を行います。

鍼灸では、「天柱」「風池」「肩井」など、目と神経の巡りに関わるツボを使い、目の奥の重だるさにアプローチします。


◆【食生活】「目と神経」を支える食事のポイント

目の健康を保つには、神経と血管の材料になる栄養素を意識して摂ることが大切です。

🍽おすすめの食材:

  • にんじん・小松菜・かぼちゃ(βカロテン)

  • しじみ・レバー・緑黄色野菜(鉄分・ビタミンB群)

  • 青魚・アマニ油・ナッツ類(オメガ3系脂肪酸)

🌿ポイント:
・朝ごはん抜きはNG!→目と脳にエネルギーが届きにくくなる
・温かい汁物で内臓を目覚めさせると、神経の働きも安定しやすくなります


◆【運動】首〜肩まわりの巡りを整えて、目を「リラックス状態」に

目の疲れに効くのは、首の緊張をとる動き+軽い背中の運動です。

🌀おすすめの体操(1日2回、3分でOK):

  1. あごを引いて、後頭部を壁につける練習(猫背防止)

  2. 両手を背中で組み、胸を開くストレッチ

  3. 首をゆっくり左右に回す(各5秒×2回)

これだけでも、首・肩・目のつながりが緩み、目の奥の詰まり感が和らぎます。


◆【睡眠】「光」と「神経の切り替え」で、深く眠る

目の疲れは、脳の疲れと連動しています。
睡眠中にしっかり目と脳を休ませるためには、「刺激を減らす」ことが重要です。

🌙目の疲れを癒す夜の工夫:

  • 寝る1時間前から照明を暖色系に

  • スマホは21時以降できるだけ見ない

  • ホットアイマスクや蒸しタオルで目を温める(5〜10分)

  • 静かな音楽をかけて、呼吸を深める

目からの情報が少なくなると、脳が「休んでいい」と判断しやすくなり、眠りが深くなります。


◆まとめ:目の奥の疲れは、体全体の疲れの現れかも

「目の疲れ」と思っていたけど、実は首や肩、食事や睡眠が原因だったというケースは少なくありません。

  • 神経のめぐりを整える食事

  • 首・肩をゆるめる軽い運動

  • 刺激を減らし深く眠る環境

これらを日々の習慣に少しずつ取り入れることで、目の疲れも、気づけば軽くなっていきます。

整体や鍼灸では、目の疲れに影響する全身のバランスと緊張を丁寧に整え、あなたに合った回復方法を提案しています。

「目の奥が重い…」「最近見えにくい…」そんなときは、ぜひお気軽にご相談ください。

こもれび治療院