「朝からぼーっとする」「思考が止まる」…それ、夏前の“脳疲労”かもしれません

◆こんな朝、ありませんか?

  • 目は覚めているのに頭が回らない

  • 朝からミスが多く、集中できない

  • 頭が重い・だるい・すっきりしない

  • 寝たはずなのに疲れが抜けていない

このような「朝の脳のぼんやり感」、単なる寝不足ではなく、**夏前の“脳疲労”**が原因かもしれません。

気温や湿度の上昇によって、体が無意識にストレスを受け、脳のエネルギー消費が増え、疲れが蓄積しやすくなるのです。


◆整体師・鍼灸師の視点:首・肩・背中の“こり”が脳を圧迫する

脳が疲れている方の多くは、首・肩・背中の緊張が強く、血流が滞っている状態です。

これは、長時間のスマホ・パソコン作業、冷房による筋肉の硬直、そしてストレスによる姿勢の乱れなどが原因。
結果として、脳への血流や酸素供給が減り、思考がにぶくなるのです。

整体では、首や肩まわりの筋肉をゆるめて血流を促し、頭部への酸素供給を回復。
鍼灸では、百会・風池・肩井などのツボを使い、脳の緊張をゆるめ、巡りの良い状態をつくります。


◆【食生活】“脳のガソリン”は朝食で補給

脳は、朝一番に糖質と水分を必要とします。

寝ている間に使い切ったエネルギーを補わないと、思考が鈍くなるのも当然です。

🍽おすすめの朝食:

  • 雑穀ごはん+味噌汁+卵 or 納豆

  • オートミール粥に刻み野菜+少量の塩

  • 焼き野菜とごはんに、温かいお茶を添えて

冷たいパンやジュースでは体が目覚めにくく、脳のパフォーマンスも低下しがち。
朝はあたたかくて消化にやさしいものを摂るのが基本です。


◆【運動】目覚めに「深い呼吸」+「首ほぐし」

ぼーっとする朝は、無理に走ったり筋トレをしたりする必要はありません。
まずはゆっくり深呼吸しながら、首や肩を軽く動かすことから始めましょう。

🌀おすすめルーティン(3分で完了):

  1. 深呼吸を3回(鼻から吸って、口から長く吐く)

  2. 首を左右に傾けてストレッチ(各10秒)

  3. 肩を後ろに大きく回す(10回)

これだけで脳に血流が戻り、思考がクリアになります。


◆【睡眠】「考えすぎ」をシャットダウンする夜の習慣

脳疲労がたまる背景には、「夜に頭が休まっていない」ことが挙げられます。

寝る直前までスマホを見たり、仕事や家族のことを考えたり…。
そんな状態では、体が寝ていても脳は休めません。

🌙おすすめの脳リセット法:

  • 22時以降は照明を落として静かな音楽に

  • スマホは寝る30分前までに手放す

  • 目元を温めながらゆっくり深呼吸(5分)

脳を「休んでいいよ」と誘導してあげることが、次の朝の冴えた思考に繋がります。


◆まとめ:ぼーっとする朝は、「疲れているよ」のサイン

朝から重だるい・頭が働かない…。
それは、あなたの体と脳が「もう少し休ませて」と伝えてきているのかもしれません。

  • 温かくて脳に優しい朝食

  • 首と肩をゆるめる軽い運動

  • 夜に脳を休める静かな時間

これらのセルフケアに加え、整体や鍼灸によるケアで、体と脳のバランスを整えることで、驚くほど朝が軽くなる方も多くいらっしゃいます。

「頭がスッキリしないな」と感じたときは、お気軽にご相談くださいね。

こもれび治療院