◆6月は目が疲れやすい?湿度+光刺激で自律神経に負担
6月は天気が不安定で、気圧や湿度も変化しやすい時期。
その影響で、目の疲れやすさや集中力の低下を訴える方が増えてきます。
「夕方になると目の奥が痛い」
「朝からまぶたが重たい」
「画面を見るのがつらい」
こうした症状、実は単なる「目の酷使」だけが原因ではありません。
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◆整体・鍼灸の視点:「目の疲れ」は首と後頭部のこりと連動している
東洋医学では、目の疲れは「肝」と「腎」のエネルギー不足からくるとされます。
また、解剖学的にも、目の動きやピント調整には首・後頭部・肩甲骨の筋肉が関係しています。
また、通常では動かせない程の眼筋トレーニング機器も採用しているので、ぜひご利用ください。
整体の現場でも、目の不調を訴える方の多くに共通するのは以下のような状態です。
首の後ろがカチカチ
肩甲骨まわりの筋膜が緊張している
背中が丸まり呼吸が浅い
顎の筋肉(咬筋)も硬い
このような状態が続くと、目に行く血流や神経伝達が滞り、疲労が抜けにくくなります。
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◆【食生活】目にやさしいのは「抗酸化」と「血流促進」食材
目のケアに必要なのは、単にビタミンだけではありません。
ポイントは、「血を補う」「巡らせる」「炎症を抑える」栄養素をしっかり摂ること。
👁目の疲れにおすすめの食材:
ビタミンA:にんじん、かぼちゃ、モロヘイヤなど
ビタミンC・E:ブロッコリー、小松菜、アボカド
アントシアニン:ブルーベリー、なす、紫キャベツ
DHA・EPA(血流促進):青魚(いわし、さばなど)
また、眼精疲労がある方は食事の時間が不規則なことも。
「夕食が遅い」「朝食を抜く」といった習慣も、エネルギー不足による視力の低下に影響します。
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◆【運動】「目を休める」には、首と肩のストレッチが効く
スマホやパソコンを長時間見た後、目の奥に違和感を感じたら、次の簡単ストレッチがおすすめです。
👁目疲れリセット!1分間リリース
1. 椅子に座り、首をゆっくり左右に倒す(呼吸しながら)
2. 肩を後ろに10回ゆっくり回す
3. 背筋を伸ばし、目をつぶって深呼吸×3セット
とくに、首まわりのストレッチは視神経や自律神経をゆるめる効果があるため、疲れ目や緊張性頭痛にも有効です。
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◆【睡眠】「目の疲れ」が取れない夜は光の環境を整える
夜に目の疲れが取れない人の多くが、寝る直前まで強い光を浴びている傾向があります。
例えば:
スマホの明るさを最大にして寝床でチェック
部屋の照明が白くて強すぎる
夜中に目が覚めて画面を見てしまう
これでは、目も脳も休まりません。
🌙目と睡眠の質を高める環境づくり:
就寝1時間前から間接照明へ切り替える
スマホのブルーライトはナイトモードで軽減
アイマスクやアロマでリラックスを促す
また、目の疲れが強い日は、温めたタオルをまぶたの上にのせて5分。
それだけで副交感神経が優位になり、眠りの質が変わります。
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◆まとめ:目の疲れは「全身のSOS」のサインかもしれません
一見、目だけの問題のように思えても、背後には「首のこり」「血流の滞り」「睡眠の質の低下」が隠れています。
だからこそ、
食生活では抗酸化+巡りを意識した食材を
運動では首・肩・背中をゆるめて呼吸を深く
睡眠では光と温度の環境を整えて目を休ませる
これらを意識することで、ただの「疲れ目」が全身の不調に発展するのを防げます。
目の奥の重さやぼやけ感が続いている方は、まずは首と睡眠のケアから始めてみてくださいね。
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こもれび治療院でございます。