季節の変わり目の冷えと自律神経を整える３つの柱

11月に入り、京都市北区・北大路では朝晩の冷え込みが一段と増してきました。
この時期になると「手足が冷える」「朝起きても体が重い」といったご相談が増えます。
冷えは単なる体温の問題ではなく、自律神経の乱れにつながる重要なサインです。

冷えが起こると体はどうなる？

気温差が大きくなると、血管は収縮し、筋肉も硬くなります。
その結果、血流が滞りやすくなり、肩こり・頭痛・だるさ・不眠が起こりやすくなります。
冷えは自律神経のバランスが崩れる原因となり、特に季節の変わり目には注意が必要です。

整体・鍼灸の視点：巡りを整え、自律神経を落ち着かせる

整体では、姿勢の崩れや骨盤まわりの緊張を整えることで血流を改善し、呼吸のしやすさを取り戻します。
鍼灸では経絡を整え、体の内側から温める力を高めます。
どちらも「巡り」を良くし、冷えを根本から改善するサポートとして有効です。

食生活：体をゆっくり温める食材を中心に

• 根菜（れんこん・ごぼう・にんじん）を取り入れる
• 味噌汁など温かい汁物を毎日一杯
• 生姜・ねぎなど体を温める薬味を活用
• 常温〜温かい飲み物を選ぶ

体を冷やしにくい食事は、自律神経が整いやすい「ゆるやかなリズム」をつくります。

運動：軽い刺激で血流を促す

おすすめは次の運動です。

• 朝の10〜15分のウォーキング
• 腕回し・肩甲骨エクササイズ
• 足首回しで下半身の血流アップ

特に朝の光を浴びることは体内時計を整え、自律神経の切り替えをスムーズにします。

睡眠：入眠前の温めと光環境を整える

• 就寝1時間前から照明を落とす
• ぬるめのお風呂（38〜40℃）で10分入浴
• 足湯や湯たんぽで足元を温める
• 寝室の湿度を保つ

深い睡眠は副交感神経を優位にさせ、体の回復力を取り戻してくれます。

まとめ：冷えを放置しないことが冬を快適にする近道

冷えは冬の不調の入口です。
「食生活・運動・睡眠」の３つを整えることが、自律神経を安定させ、心と体の負担を減らします。
こもれび治療院では整体・鍼灸を組み合わせたケアで、冷えと自律神経の乱れの改善をサポートしています。

つらい冷えやだるさを感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。