秋の夜に眠れないあなたへ

〜自律神経を整えて「深い眠り」を取り戻す方法〜

11月に入り、朝晩の冷え込みが進むと「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」という方が増えてきます。
日中の気温差や空気の乾燥、そして夏の疲れが残っていることが原因で、自律神経が乱れやすくなっているのです。

京都市北区・北大路にあるこもれび治療院にも、最近「眠りが浅くて疲れが取れない」と来院される方が多くなっています。


🌙なぜ秋に眠りが浅くなるの?

秋は一日の気温差が10℃以上になることもあり、体がその変化に対応しようとして自律神経が常に働きっぱなしになります。
さらに、空気の乾燥で喉や鼻が刺激され、眠りの質が低下することも。

冷えによる血流不足も、眠りを妨げる大きな要因です。体が冷えると副交感神経が働きにくく、リラックスモードに入りにくくなってしまうのです。


🥕食生活で眠りをサポート

秋の夜には、体をじんわり温める「根菜スープ」や「お味噌汁」がおすすめです。
にんじん・ごぼう・れんこん・しょうがなどを使うと、血流が良くなり、心地よい眠りにつながります。

夜遅くの食事は控えめにし、寝る2時間前までに済ませましょう。
満腹状態では消化にエネルギーが使われ、深い眠りが得にくくなります。


🚶‍♀️運動で“夜のリズム”を作る

軽いウォーキングやストレッチを夕方に行うと、自律神経のバランスが整い、
夜のリラックスモードに入りやすくなります。

おすすめは「肩甲骨回し」や「股関節を開くストレッチ」。
これらは全身の血流を促し、冷えを予防してくれます。

運動のあとは、ぬるめ(38〜40℃)のお風呂に10分程度浸かり、体の芯を温めましょう。


🌜睡眠環境を整える3つのポイント

  1. 照明を落とす
     寝る1時間前からは間接照明に切り替えましょう。光を抑えることで、眠りのホルモン「メラトニン」が分泌されやすくなります。

  2. デジタルデトックス
     スマホのブルーライトは交感神経を刺激します。就寝前のSNSチェックは控えましょう。

  3. 寝具をあたたかく
     寒暖差があるこの時期は、冷えないよう綿やウール素材の寝具で体温を守ってください。


🌿こもれび治療院から

鍼灸では、体の緊張をやわらげて自律神経を整え、深い呼吸と安らぎを引き出します。
不眠やだるさでお悩みの方は、心と体のバランスを一緒に整えていきましょう。

📍京都市北区・北大路 こもれび治療院

こもれび治療院