気づかないうちに浅くなっている「呼吸」―自律神経を整える第一歩―

息を止めていませんか?

気づいたら肩に力が入っていたり、呼吸が浅くなっていたりしませんか?
忙しい毎日の中で、人は無意識のうちに「息を止める」ことがあります。
仕事、家事、子育て…やることに追われていると、体は常に緊張状態。
その結果、呼吸が浅くなり、首こり・頭痛・不眠といった不調が現れるのです。

特に京都市北区・北大路周辺のように通勤や家事に忙しい世代の方々から、
「最近、呼吸がしにくい」「寝ても疲れが抜けない」という声をよく聞きます。


浅い呼吸は自律神経の乱れから

呼吸は、自律神経と深くつながっています。
ストレスや過労で交感神経が優位になると、体は「戦うモード」に入り、
心拍数や筋肉の緊張が高まって、呼吸が浅くなります。

逆に、副交感神経(リラックスモード)が働くと、体はゆるみ、呼吸が自然に深まります。
このバランスを取り戻すには、「意識的な深呼吸」がとても効果的です。


整体・鍼灸で呼吸を整える

こもれび治療院では、整体と鍼灸の両面から「呼吸の通り」を整える施術を行っています。
特に背中(肩甲骨まわり)や肋骨、仙骨(骨盤の中心)をやわらかくすることで、
肺の動きを妨げている筋肉のこわばりを取り除きます。

鍼灸では、呼吸とつながる「膻中(だんちゅう)」「肝兪(かんゆ)」などのツボを刺激し、
体の内側から自律神経を整えます。
多くの方が「息がしやすくなった」「寝つきが良くなった」と実感されています。


自宅でできる呼吸セルフケア

忙しい日々でも、ほんの数分でできる呼吸リセットを紹介します。

1️⃣ 3秒吸って6秒吐く
ゆっくりと長く息を吐くことで、副交感神経が働き、体がリラックスします。
「吐く」ことを意識するだけで、自然に呼吸が深くなります。

2️⃣ 背中をゆるめるストレッチ
椅子に浅く座り、背中を丸めながらゆっくり深呼吸。
吸うときに背中が広がるのを感じるように意識します。

3️⃣ 寝る前の1分呼吸リセット
布団の中でお腹に手を当て、ゆっくりとお腹を膨らませながら呼吸。
これを1分続けるだけで、睡眠の質が上がります。


食生活と睡眠の見直しもポイント

呼吸を整えるには、日中の生活リズムも大切です。

  • 食事はよく噛み、胃腸を圧迫しない量に。

  • 夜はスマホを早めに切り上げ、光刺激を減らす。

  • 就寝前のカフェインは控え、温かい飲み物でリラックス。

こうした日々の積み重ねが、自律神経を整え、自然な呼吸を取り戻します。


深い呼吸ができる体に戻ろう

呼吸は「今の自分の状態」を映す鏡です。
無理に頑張らなくても、体が整えば自然と深い呼吸ができるようになります。
こもれび治療院では、そんな“呼吸が通る体”をつくるサポートをしています。

北大路駅から徒歩圏内の静かな空間で、心と体をリセットしてみませんか?
呼吸が整うと、心も前向きに変わっていきます。


まとめ
浅い呼吸は、頑張りすぎのサイン。
深い呼吸を取り戻すことは、自分を大切にする第一歩です。
今日も「ひと呼吸」を忘れずに、自分をいたわっていきましょう。

こもれび治療院