夏バテによる体のだるさとその整え方

こんにちは。京都市北区・北大路にある こもれび治療院 です。
8月も後半に入り、連日の猛暑で「体が重い」「疲れが抜けない」といったご相談が増えています。いわゆる「夏バテ」です。これは単なる疲れではなく、胃腸や自律神経の乱れが関わっています。

夏バテはなぜ起こるのか?

  1. 胃腸の弱り
    冷たい飲食や不規則な食生活で、消化器の働きが低下し、栄養が吸収されにくくなります。

  2. 自律神経の乱れ
    冷房と外気の温度差で自律神経が過敏になり、だるさや頭痛、眠りの浅さにつながります。

  3. 体内の水分・ミネラル不足
    大量の汗でミネラルが失われ、疲労感が強くなります。

東洋医学では「脾胃(ひい)」の弱りがエネルギー不足を招くとされ、倦怠感の大きな要因と考えます。


夏バテでよく見られる症状

  • 体がだるく動きたくない

  • 食欲不振、胃の重さ

  • めまい、頭痛

  • 寝ても疲れが取れない


整体師・鍼灸師がすすめる3つのセルフケア

1.食生活:胃腸にやさしく

  • 温かいおかゆやスープで消化を助ける

  • 旬の夏野菜(なす・きゅうり・ゴーヤ)は加熱して食べると冷えすぎを防げます

  • 冷たい飲み物は控えめにし、常温の麦茶や温かい番茶を選ぶ


2.運動:血流を促して代謝を回復

  • 夕方に20分ほどのウォーキングで体内リズムを整える

  • 軽いストレッチで首・肩・腰をほぐす

  • 足首回しやふくらはぎのマッサージで血流促進

整体では背骨や骨盤のバランスを整え、代謝を高めて疲労回復を助けます。


3.睡眠:深い休養で回復を

  • 就寝前にぬるめのお風呂で副交感神経を優位に

  • 照明を落とし、入眠前30分はスマホを控える

  • 「足三里」や「三陰交」のツボ押しでリラックス効果を高める

鍼灸施術では胃腸を整える「中脘」や自律神経に働きかける「百会」を用いることで、だるさの回復を助けます。


夏バテを長引かせないために

夏バテをそのままにしておくと、秋に体調を崩しやすくなります。
日頃から食生活・運動・睡眠を見直し、整体や鍼灸で体の巡りを整えておくことが健康維持につながります。


京都市北区・北大路で夏バテケアをするなら

こもれび治療院 では、整体と鍼灸を組み合わせ、夏バテによるだるさや不調の改善をサポートしています。
「食欲がない」「疲れが抜けない」と感じる方は、お早めに体を整えて秋を元気に迎えましょう。

こもれび治療院