7月7日・七夕の日に「自分の体にも願いを」〜疲れた心と体を整える小さな習慣〜

◆七夕に「体の願いごと」もかけてみませんか?

7月7日は七夕。
短冊に願いを込める日として、子どもだけでなく、大人も少し心がほっこりする日ですね。

けれども、毎日頑張るあなたの体にも、実はこんな願いがあるかもしれません。

「もう少し、ゆっくり寝かせて」
「冷たいものは、ちょっとつらいかも」
「深呼吸して、落ち着く時間がほしいな」

体はいつも、あなたに静かに語りかけています。
今日はそんな“体の声”に耳を澄ませて、心と体を整えるきっかけにしませんか?


◆整体師・鍼灸師の視点:背中とお腹が固くなる季節

七夕の頃は、梅雨の終盤。
蒸し暑さや気圧の変動、エアコンによる冷えなど、体への負担がじわじわ蓄積している時期です。

整体や鍼灸でよく見られるのは、背中の緊張お腹の冷え・張り感です。

  • 背中のこり → 自律神経の乱れ・疲労感・頭痛

  • お腹の冷え → 消化不良・むくみ・倦怠感

背中とお腹は、自律神経や内臓の働きと深く関わっており、ここが緩むと呼吸も深くなり、自然と気持ちも落ち着いてきます。

鍼灸では「関元」「中脘」「足三里」などのツボを活用し、体の内側から元気を取り戻していきます。


◆【食生活】体が喜ぶ「おだやかで温かい食事」を

冷たい飲み物・アイス・そうめんなど、つい体を冷やす食生活が続いていませんか?

暑さで食欲が落ちている時ほど、「あたたかくて消化しやすい食事」が体にやさしく働きます。

🍽おすすめメニュー:

  • お粥+梅干し+味噌汁

  • 冷やさず蒸した野菜(かぼちゃ・にんじん・いんげん)

  • 鶏むね肉のしょうが煮+温野菜

🌿ポイント:
・夕食を抜くとエネルギー不足になり、眠りの質も低下
・食後に白湯を一杯飲むと、消化力アップ

体にやさしい食事は、心も落ち着かせてくれます。


◆【運動】短冊に願いを書くように、体にも優しい動きを

激しい運動は不要です。
「心と体をつなぐ時間」を意識してみましょう。

🌀おすすめ:

  1. 立ったまま深呼吸しながら背伸び(朝・夜)

  2. 仰向けで膝を抱えて、軽く左右に揺れる(寝る前)

  3. 椅子に座って肩甲骨まわし+首回し

こうした動きは、体をやわらげ、神経をリセットする作用があります。
朝晩2〜3分でできるので、気がついたときにぜひやってみてください。


◆【睡眠】願いごとをかなえる「眠りの力」

疲れがたまり、思考がまとまらない…そんなときは、良質な睡眠こそ最大の回復法です。

🌙七夕の夜はこんな過ごし方を:

  • スマホの画面を早めにオフにして、部屋を暗くする

  • アロマやお香など、香りでリラックス

  • 枕元に好きな本や音楽を置いて「静かな時間」を演出

そして、「今日もよくがんばったね」と自分に声をかけることも忘れずに。

深く眠ることで、体は本来のバランスを取り戻します。


◆まとめ:「整える」は、願いごとの第一歩

七夕の願いごとは、夢や希望を見つめ直すきっかけになります。
そして、あなたの体もまた、日々「もっと元気になりたい」と願っているのです。

  • 背中やお腹のこわばりをゆるめる整体・鍼灸

  • やさしい食事と静かな運動

  • 眠りの質を上げる環境づくり

これらはすべて、自分の体に寄り添う“小さな願いの実現”です。

今年の七夕は、短冊だけでなく、体にも願いをかけてあげてくださいね
「今年の夏を、元気に軽やかに過ごせますように」と。

体の声を聞いて、整えていくお手伝いが必要なときは、ぜひ私たちにご相談ください。

こもれび治療院